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糖尿病の検査
血糖
血液中のブドウ糖濃度のこと.健康な人の早朝の空腹時の血糖値は110 mg/dL 以下で、食後でも160mg/dL を超えることはあまりありません。糖尿病の人も、できるだけこの値に近づけることを目標に治療します。
HbA1c(ヘモグロビンA1c)
過去1〜2カ月間の血糖コントロールとよく関係する数字です。ヘモグロビンA1Cが高ければ、その時点の血糖値は正常だとしても、1〜2カ月間は血糖が高い状態が続いていたことがわかります。
健康な人は 4.3〜5.8パーセントです。
糖尿病の人でヘモグロビンA1Cが6.5パーセントを超えた状態が続くと、合併症が進みやすいと言われています。
当院では糖尿病の患者さんの毎月の受診の際、診察前に血糖とHbA1Cを測定します。結果は10分以内に出ますので、診察の際にお話することが出来ます。現在のコントロール状態を知ることで、家庭における食事・運動療法がうまく行われているか、お薬はあっているのか、患者さんとともに考え、治療に役立てます。

そのほか、動脈硬化の進展を評価するための頚動脈エコー、腎症の評価のために尿中アルブミン測定、神経障害の評価のための神経学的診察、心電図を用いた自律神経機能評価、脂肪肝などの評価のための腹部エコーなど、それぞれの患者さんの状態に応じて定期的に必要な検査を院内で行っています。網膜症の発見や治療のために、眼科の先生もご紹介しています。
糖尿病の治療
糖尿病は自己管理の病気です。血糖を管理して出来るだけ健康な人と同じ血糖にコントロールすることが治療の目標となります。血糖コントロールのためには、食事療法・運動療法が基本となり、不十分な場合には薬物療法を行います。
食事療法;糖尿病では食事療法がすべての基本です。食事療法が守られていないと、薬物の効果も不十分となります。身長と日常生活における活動量から算出した必要カロリーをお話しし、必要に応じて栄養指導を行います。カロリー表示した食品や宅配の利用もお勧めです。

運動療法;運動で余分なエネルギーを消費することだけではなく、脂肪を消費して筋肉をつける、心肺機能が向上する、血行改善、ストレス解消など、運動療法には様々な効果があります。全身を使い、毎日できる運動をしましょう。

薬物療法;薬物療法には飲み薬(経口血糖降下薬)とインスリン注射があります。食事療法、運動療法では血糖のコントロールが不十分な場合にはこれらの助けを借りてコントロールを行います。それぞれの患者さんの体や生活の状態に応じて薬を選択します。
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